実用レベルの自動車衝突解析をキャンパスグリッド上で実現 (マツダ プレスリリース 05/11/07)

広島大学, 自動車メーカのマツダ富士通が共同で大学の PC などの夜間の空き時間等を利用し大規模計算を行うキャンパスグリッドでの共同研究を行い, 実用レベルの自動車の衝突解析を行うことに国内で初めて)成功した, と発表しました. 実験は 広島大学情報メディア教育研究センターの 17 台の PC をグリッド化し, 正面衝突の解析モデルのシミュレーションを実施. 通常最大で 50 時間かかる計算を 44 時間で解析を完了した, とのことです.

17 台使用して 50 時間が 44 時間って規模も小規模であんまり効果が出ていない気もしなくはありません. 実際に稼働する解析システムをグリッドで構築したところがポイントなのでしょうね.